- 新人バイトが教えたことを理解してくれない
- 何回も同じ質問をしてくる
- 予習を全然してこない
- 新人バイトが全然成長しない
こんな悩みをもっている方はいませんか?
思ったように動いてくれないと段々イライラしてしまうこともありますよね?
でも、もしかするとあなたの教え方が下手で新人バイトが育たない可能性も考えられます。
私は飲食店の店長をしていたこともあり、たくさんの人の教える姿や教えられる姿を見てきました。
たくさん見てると「そんな教え方だと理解できないだろ…」みたいな人もやはり存在します。
そんな教えるのが下手な人でも上手に教えられるようになる為に押さえておきたいポイントを3つ紹介するのでぜひ参考にしてみて下さい。
Contents
飲食バイトで教えるのが下手な人達の特徴とは?
飲食バイトで私が仕事を教えるのが下手だと思う人は、作業のやり方をそのまま教える人達です。
よく飲食店での新人教育にはOJTと呼ばれる手法が使われていますが、そのまま教えるだけでは中々新人は成長しません。
キッチンとかだと、新人に実際に料理を作らせてみて覚えさせる流れになります。
実践は記憶にも残りやすいのでとても良い方法なのですが、いきなりすぎるとデメリットもあります。
- とにかく言われた通りにするので理解できずにやっている可能性がある
- 復習をしたくても記憶が曖昧で復習できないことがある
このようなデメリットです。
理解できない状態や復習ができない状態を作らせてしまっては、中々新人は成長しません。
ではどうすれば仕事を教えるのが上手になれるのでしょうか。
教えるのが下手な人がこれから実践すべき3つのポイントとは?
指差しゲームで食材と食材の呼び名と食材の場所を定着させる(インプット)
特にキッチンバイトに教える際に有効な手段ですが、とにかく指をさしたものが何かどうかを答えさせます。
新人が間をおかずに答えられるまでひたすら続けます。
指差しの対象としては、
- 食材の名前
- 食材の場所
- 今でてる食材の予備を置いてる場所
- 機器の名前
- 理器具の名前
などなどです。
これらを指差した時に何か答えられると今後の理解度のペースがグンと上がります。
なぜこんなことをするのかというと、
- 新人が教えられたことを理解しやすくなる
- 新人がマニュアルをみて自分1人で理解できるところが増える
- 新人に指示した時に何のことかパッとイメージさせやすくなる
新人に指示した時にパッと何のことかイメージさせることができると、時間短縮にもなりますし新人自身もわかるので安心感が生まれます。
ピリピリしがちな飲食店ではこれが結構きついんです新人にとっては。
マニュアルを新人が1人で理解できるまで教え込む(インプット&アウトプット)
マニュアルを新人が1人で理解するには先ほどの名前を覚えこむのと、実際に作業をやってみる必要があります。
ここでようやくOJTに入るのです。
食材の名前や器具の名前などの名詞が理解できるようになれば、あとは動詞の行動をするのみですからね。
OJTのやり方としては、一度は教える側が見本としてやってみせて次は新人に口頭で説明しながらやらせてみることです。
名前が理解できているので、行動のみにスポットを当てて教えられます。
そのレベルまでくると新人に復習をさせることができるので、どんどん成長していきます。
新人バイトに仕事を逆に教えてもらう(アウトプット)
新人バイトがきちんと理解できているかを確認する為にも、逆に説明してもらいましょう。
その部分はまた教えたりして覚えて貰えばいいだけですからね。
口頭で仕事を教えてもらわなくても、実際に1人でやらせてみるのもありだと思います。
それも完全にアウトプットの行動ですからね。
新人が仕事を口頭で言えるようになったり、1人でできるようになればあとは繰り返し仕事をしてもらうだけでグングン成長していきます。
コツを教えるのはこのあたりからでも問題ないと思います。
新人バイトが質問できるよう笑顔は忘れずに
新人バイトは困りごとが非常に多いです。
きちんとわからないことを質問できるよう、環境を作ってあげることも先輩の仕事です。
その為にはやはり笑顔は大切になります。
質問の時間とかも余裕があれば設けてみるのもありかもしれませんね。
まとめ
新人バイトに仕事を教えるには順序も大切です。
OJTのようにいきなり教えるのも決して悪くはないのですが、多少のインプットをさせてから行った方が理解力や記憶力は向上します。
中々新人が成長しないと思っている人は、教え方をこの機に変えてみてはいかがでしょうか。
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