希望通りのシフトに入れないのは何故?元飲食店店長が希望通りに入れるコツを解説!

希望通りのシフトに入れないのは何故?元飲食店店長が希望通りに入れるコツを解説!

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飲食店で働いたことのある人なら一度は、「何で店長は希望する通りに入れてくれないのかな?」「もしかして嫌がらせされてるのかな?」とこんなことを考えたことありませんか?

恐らく飲食店のシフトで一番のあるあるなのではないかと思っております。


僕も飲食店で10年ほど働いてきましたが、ほとんどの人がこの悩みを抱えております。もちろん僕も学生の時に思ったことがありますし、店長となった時は全員の希望を叶えてあげることが難しいことはたくさんありました。

今回は、何故希望する通りのシフトに入れないのか、そして希望通りに入るにはどうしたらいいのかを元飲食店店長の僕が解説致します。


希望するシフト通りに入らないのは何故?

希望する通りに入れないと困っちゃいますよね?入れると思って予定を組んだり、お金の使い方を決めている方が多いと思います。

そこで希望通りに入らなかった原因とは何なのかを知る為に、飲食店の店長はどのようにしてシフトを決めているのか説明します。(店長によって多少の個人差はあります)


契約を結んだ時の曜日、時間が優先される

原則、直近で結んだ契約書通りにシフトは組まれることになります。新人であれば採用された時、それ以外であれば数ヶ月に一度契約更新が行われます。例えば、その契約更新の時に以下のような契約を結んだとします。

月 18-22時

木 18-22時

土 17-22時

日 12-17時


しかし、土日に遊びの用事を入れたので休み希望を土日にし、代わりに月〜金18-22時で全部入れるようにして変更を出しました。

月〜金 18-22時

土日 休み

このような感じですね。


しかし、こうしてしまうと月、木は18-22時で入れる可能性は非常に高いですが、残りの火水金は他の人(火水金に契約をとっている人)が休み希望をとらない限り、入ることは難しいと思っていた方がいいです。


何故かというと、

月 18-22時

木 18-22時

土 17-22時

日 12-17時

この契約をお店と結んでしまったからです。結んだ契約書と違う曜日や時間で申請しても、その希望は中々通すことができません。

希望通りになりそうなところは、人手不足なお店くらいでしょう。


注意
契約書というのは、基本的に入れるところで結ばなければいけません。だいたい8割くらいでしょうか。お店側も契約を結んだところはシフトに入れなければいけませんし、アルバイトも契約を結んだところは基本的に働かなければいけません。この為に契約書というものが存在します。

しかし、「学校の予定なんてコロコロ変わるし遊びの予定も入れたいからそんなの決められないよ」となりますよね?

もし8割以上入れなさそうであるなら、そこは契約を結ぶべきではないところです。今契約を結んでいるところで、8割以上入れなさそうなところがあるのであれば店長に契約を変えてもらいましょう。


契約を結んだところはなるべく遊びの用事を控えた方がいいでしょう。遊びを優先したいのであれば、契約は結ばないようにするべきです。


店への貢献度によっても優先順位が変わる

もしあなたが人がいないところにいつも入ってくれていたり、誰かの代わりに入ってくれたりしてお店を助けてくれているなら優先順位が上がる可能性があります。

僕が店長の時はそうしていました。


もちろん、契約書の方が優先順位は高いですが契約以外のところで希望が被った場合は、店への貢献度が高い人を優先します。例えば、

日曜日にあと1人だけ入ってほしい状況があったとします。その時に、日曜日に契約を結んでいないAさんとBさんがいたとして、どちらも日曜日に入れるとします。この2人だとAさんの方がお店への貢献度が高いです。そうした場合、Aさんを優先してシフトに入れるということになります。

お店に貢献しているかどうかは店長のさじ加減となってしまうので、正直難しいところではありますが…


勤務歴が長く能力が高い人が優先される

他にはベテランが優先されるということです。お店的にもできるだけ能力が高い人に働いてもらった方が利益が出やすいですからね。能力があって長年働いている人のメリットでしょう。

しかしこれも、契約書の方が優先順位は高いです。


僕が店長をしていた時は以下の順番でシフトを作成していました。

1.契約書

2.お店への貢献度が高い人

3.勤務歴が長く、能力が高い人

恐らく2と3が逆な店長もいるはずです。しかし、1の契約書は絶対です。契約書を1番にしていない店長は、かなりやばいです。契約書がただの紙切れと同じになっていることでしょう。


希望通りのシフトに入る方法

それではどうしたら希望通りのシフトに入ることができるのでしょうか?

恐らく、ここまできちんと読んで理解している人ならわかっているとは思います。

そうですね。契約書をもう一度見直すことです。

自分が結んでいる契約時間=ほぼ確実に入れるところ

ということです。


もっと入りたいのであれば、店長と相談して店の欲しているところと、自分が入れるところが一致すればその部分の契約を結んでしまいましょう。

なるべく何度も店長に相談して、お互いの都合が良いところを散策しましょう。


注意
契約を結んでしまったらしばらくは変更できないので、契約を結んだところは休めないと覚悟しておきましょう。目安は8割以上です。

もし契約をあまり結ばず、自由シフトにしたいのなら

くどいようですが、契約書が1番優先されます。どうしても自分の入りたい時に入って、休みたい時は休むという風にしたいのであれば、まずは店長に相談しましょう。OKをもらえるかは店長次第ですが…


そして契約時間を減らして、

2.お店への貢献度が高い人

3.勤務歴が長く、能力が高い人

これを目指しましょう。契約を減らすことはお店にとってデメリットとなりますが、他の部分で大きなメリットを提供できれば優先してくれることは考えられます。

僕も店長時代に実習の多い看護学生が数人いました。実習が不定期なので契約がうまいこと結べず一旦白紙にしました。


しかし、昔からずっと貢献してくれてますし、能力も高く全員良いやつだったので、入れる時の希望はなるべく通すようにしていました。

店長にもよりますが、このようにしてくれる店長もいるので一度相談してみることをオススメします。


春休み期間等のランチタイムに学生が入れる可能性は低い

「学校が休みでランチタイムも入れるから稼げる」と思って希望をだしたものの、入れなかったというのはよくある話です。理由は簡単ですね?

そう、契約を結んでいないからです。

そもそもランチタイムはパートさんが契約を結んでいるので、その期間にパートさんが休み希望を出さない限りは難しいです。

入れるようになったからと、契約をすぐに変更するのも難しいです。


契約をすぐに変更できない理由

飲食店では曜日や時間帯の売上によって、必要な人数が決まっています。毎週のシフトを見てみればわかると思いますが、曜日や時間帯での人数の差はあまりないはずです。

例えば、

月〜金 ランチ5人 ディナー6人
土日  ランチ10人  ディナー12人

このようにある程度の人数が決められていて、その人数に合わせて契約をとるように店長はしています。


上記の例だと、月〜金のランチの契約をとるのは多くても7人ほどでしょう。休み希望を出された時のことを考慮して。

そうなると平日のランチに急に入れるようになって、契約を変えたいとしても既に7人以上もいたら必要ないということです。

こんな理由があるのですぐに契約を変えることは難しいということです。


まとめ

希望通りのシフトに入れない理由や、希望通りに入るにはどうしたらいいのかがわかりましたか?

中々希望通りにシフトを入れてもらうには、難しいところもあると思いますが、入れてもらえる努力をすれば優先順位をあげてもらえます。希望通りのシフトに入れてもらい、時間を有効活用し、お金を計画的に稼ぎましょう。


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