飲食業界は何故ネガティブな記事が多いのか考えてみた

こんにちは、teteです。
前職では、飲食店店長をしていました。

飲食業界の記事ってネガティブな記事が多いですよね。
今回は何故ネガティブな記事ばかりがネット上に流れているのかを考えてみました。

飲食業界は何故ネガティブなイメージがあるのか

誰もが現場を目にしている

飲食店は誰もが現場を目にしているので仕事をイメージしやすいです。

どんな仕事をしていて、どんな嫌なことがあるのかを自分の目で判断できます。
例えば、

• クレーマーの対応
• ピーク時の忙しさ

等がそうですね。

社会人へなるまでに飲食店利用回数が多ければ多いほど、上記のような場面に出くわす可能性があります。

それを実際に自分の目で見て、

「大変そうだな」とか「あんなの対応したくないな」
と思ってしまうのも考えられます。

アルバイト学生からのネガティブ投稿

飲食の営業はほとんどアルバイトで成り立っているので、飲食の仕事内容を理解しやすい学生が多いです。

店長の苦労や飲食の大変さを近くで感じることができる。

• 店長の長時間勤務
• クレーム対応
• 店長の疲れ切った顔

こんなのを近くで見てしまったら、そりゃあネガティブなイメージがつきますよね（笑）

学生の口コミや記事が量産されている

飲食はアルバイトが多いので、その分アルバイト目線の口コミや記事が多くなります。

アルバイト目線の口コミはネガティブなものが非常に多いです。

• 店長がウザい
• 立ちっぱなしがダルい
• やることが多すぎる
• 客が偉そうでウザい

学生目線あるあるですね(笑)
こういう口コミが多いのもネガティブなイメージがネットに散乱する要因でしょう。

現場のネガティブがほとんど

社会人のイメージとして「スーツを着てバリバリ働く」というイメージが確かにあります。
一般事務やプログラマー、営業なんかは想像しやすい社会人像ではないでしょうか？

飲食でもバイヤーや商品開発、人事といった部署は大変人気です。
新卒の方もそのようなポジションを目指して入ったが、道のりが長く店舗での勤務に疲れ果てて辞めてしまいます。

思ってたのと違うかったという理由で辞める人は非常に多いです。

将来性の不安からのネガティブ

開業しやすく廃業しやすい

毎年いくつもの飲食店ができて、いくつもの飲食店が廃業となっています。

5年で9割以上の飲食店が廃業となっているみたいです。

経営危機になると、

• 給料が安い
• 給料が払えない
• 人を雇えない
• 人が辞める
• 長時間勤務

こんな飲食店が毎年たくさん発生しているんです。
さらにこのような経営危機を経験した人達が、ネットに飲食はやめとけという書き込みをどんどんする傾向があるみたいです。

なぜ飲食業は廃業しやすいのか？

☑マーケティングや経費の問題

• 飲食を始める人が多く競争が激しい
• 認知されなければ売上が上がらない
• そもそも利益率が低い業界
• 人件費が年々上がっている
• 退職者が多く常に人手不足
• 情勢に左右されやすい

今はコロナの影響でニュースでも散々、飲食店の廃業が取り上げられていますよね。
このようなニュースも飲食業は危険だというネガティブなイメージを加速させる１つの要因ではないでしょうか？

人口減少の話による不安

高齢化社会になり人手不足は加速します。
現時点でさえ、
「飲食業界は人手不足」

という認識があるのに、人口が減っていく話がさらに飲食業界をネガティブなイメージへと加速させます。

若者の飲み会や酒離れの話による不安

今や飲みニケーションという言葉はほとんど聞かなくなりました。

若者の飲みが減り、さらに人口減少の話が飲食業界の将来性を不安なものとし、ネガティブになっているのも原因の一つと考えられそうです。

ネガティブな記事がさらに飲食はやめとけというネガティブな認識を生む

つまりネガティブなイメージはさらなるネガティブを生むんです。

儲けのないネズミ講みたいなものですね。

ネガティブな記事や口コミ、話をする→見たり聞いたりした人がどんどん拡散する

まとめ

• 実際にネガティブな部分を自分の目で見ることが多い
• 学生目線のネガティブ情報が大きい
• 将来の不安
• ネガティブがネガティブを生む

上記が飲食業界のイメージをネガティブなものにしているのではないでしょうか？

飲食業のネガティブな情報はそこら中に溢れ返ってます。
飲食業界がネガティブなイメージを脱却する日がくるといいですね。

飲食業界は辛い時もありますが楽しいこともたくさんありますよ！

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