学生アルバイトに責任者をしてもらう方法!店長の休日数を確保しよう!

学生アルバイトに責任者を任せる方法

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前職では飲食店店長をしていました。店長時代に周りの店長からこんな質問がありました。


どうやったらそんなに休めるの?
人がいなさすぎて週1回休むのが限界だよ・・・


このように困っている飲食店店長は多いものです。昔の僕も同じようにほとんど休めない日々を過ごしていました。しかし、ある方法を使うとだんだんと休めるようになってきたのです。


それは「学生アルバイトに責任者をしてもらっているから」です。

責任者をしてもらうまでの道のりは険しいですが、出来た時の見返りはかなり大きいです。


学生に責任者をしてもらって見返りが大きい理由

理由は以下の3つです。


理由①ワークライフバランスが良くなる

普通ですが、単純に労働時間が減る為です。但し最初の内は労働時間が増える可能性が高いです。

  • 責任者としての知識や行動を教えるのに時間がかかる(OJT)
  • アフターフォローが必要

このように責任者をしてもらう前の育成コスト、時間と責任者をしてもらっている間のフォローが必須となります。


学生アルバイトに責任者をしてもらうのはかなりの負担となりますので、きちんと寄り添ってあげないと嫌がります。

最初は大変ですが未来への投資と考えましょう。


理由②学生の自己解決スキルが向上する

学生アルバイトが一番恐れているのが「クレーム」です。

  • クレームを起こさない為にはどうすればいいか
  • もしクレームが起きたらどうすればいいか

このように考えるようになります。


もしクレームを起こしてしまうと学生は「自分が対応しないといけなくなってしまうから絶対起こさないようにしよう」と考えるようになります。


そう考えるようになるので、結果的に学生アルバイトがクレームを起こす可能性は限りなく低くなります。


理由③次に繋がる良い流れができる

正直これが一番のメリットです。


先輩が責任者をしていると後輩たちは、

「いずれ自分たちもするようになる」

と思うようになります。


誰でも自分が初めてだと気が引けちゃいますもんね。先輩がやっていると、この部分はなくなります。

その分、初めて責任者をしてもらう学生アルバイトには相当壁が高くなります。


学生アルバイトに責任者を引き受けてもらう方法

まずは誰に責任者を任せるか決めなければいけません。


普段から幹事をしてくれている人が適任

恐らく幹事をしてくれている人は、長く働いていて人に指示を出すことも
出来る人がほとんどです。


それ以外なら店長とのコミュニケーションの機会が多い人が良いですね。学生自身も困った時に店長に相談しやすいので安心感を与えやすいです。


責任者をしてもらう理由を伝える

他の店にヘルプに行かないといけないから、○○さんに責任者をお願いしたい!
実力的に責任者を任せても良いと思うから、○○さんにやってほしい!

こんな感じで大丈夫です。


伝える時期は数か月前くらい前がベストです。


メリットを伝える

次は良いことを伝えます。


例えば、

  • 学生だけで働ける
  • 責任者をしてくれたら時給をあげることができる
  • 就活の時のネタになる

このようなことですね。学生にとってメリットとなるようなことを伝えます。


学生アルバイトに「確かに!」と思わせることができたならあとヒトイキ!


フォローの条件を聞いてしっかりと対策をする

ここが重要!聞き出す条件としては、

1.責任者をする上で一番不安に感じていることは何か

2.その不安をどうしたら取り除くことができそうか

3.責任者をするまでの予定をどうやって決めていくか

4.実際に責任者デビューするのはいつか


ここら辺は確実に聞いておきましょう。特に2の不安の取り除き方は何度も話し合って決めるべきです。


実際の経験談

僕の経験談ですが、その時の学生アルバイトが聞いてきた内容は、

  • クレームの対処法
  • 何かが壊れた時の対処法
  • 緊急時の対応
  • 自分以外にも対処法を知っている人がいるかどうか
  • 本当に困った時はどうすればいいか

こんな感じでした。


初めてのことにかなりの不安を感じているのがわかります。この不安を解決するには、

一人で不安を背負わせないこと!

これが大事です。



その為に僕がしたことは、

  • 役割表というものを作成し、それぞれの能力に応じて対応する箇所を教える
  • 役割表の全ての項目がうまるようにシフト調整
  • いつでも電話に出られる状態にすること

※役割表とは機器故障の時に誰が対応できるかといった表です


役割表のメリット

  • 誰が何に対応できるかが一目でわかる
  • 自分が忘れても周りに聞くことができる
  • 責任者までの道のりを見える化することができる

そして皆で表をうめていき、何があっても誰かしらが対応できる状態にしました。


あとはフォローをしていき責任者デビューしてもらった感じです。


最後に

フォローの部分ですが、いつでも電話に出られる状態というのは初めの内は絶対に必要です。
あとしばらくは店にこちらから電話をかけて様子を伺う姿勢も大事です。


学生アルバイトが責任者に慣れてきたらしなくてもいいでしょう。目安は5~6回くらいですね。


学生アルバイトに責任者を任せて、ワークライフバランスを充実させましょう!


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