僕は店長時代、店には約30名の学生のアルバイトクルーがいました。年代的には高校1年生~大学4年生までおり、日本人だけでなく外国人も一定数在籍しておりました。
そこで今の学生たちはアルバイト先にどんなことを求めているのかを聞き、ランキングにしてみました。
人手不足に悩んでいる店長は、このランキングを見れば学生が定着するヒントを得られます。よかったら参考にしてみてください。
今の学生が職場に求めているもの
1.優しくしてほしい
第1位は「とにかく優しくしてほしい」だそうです。
何かミスをしたとしても、感情的に怒られるのは嫌で人前で大声をだしたり陰で愚痴を言われたりするのを嫌がります。ですが、納得のいく怒られ方なら問題はないそうです。
どんなことかというと以下です。
- 意図的に何か悪さをした時
- これは怒られても仕方ないなと思った時
このような時は怒られて当然だと感じているので大丈夫だそうです。
少し以外でした。今の学生たちはどんなことでも怒られるのは嫌だと思っていたので。正当な理由といっても人によって基準が違うので難しいとは思いますが…
他に優しくしてほしいのポイントですが、
- 笑顔が多い
- 話しやすい
- 守ってくれる
上記がポイントみたいです。店長だとしたら当然な部分だとは思いますが、個人の性格とかによっても変わりそうですね。
2.横の繋がり
第2位は「横の繋がりがほしい」でした。
確かに学生バイトが集まりやすい飲食店のメリットですもんね。せっかく飲食店でバイトするなら、学生同士でワイワイ楽しく働きたいものです。
僕も学生時代はそうでした。
学生のバイト同士がすごく仲良かったからこそ長く続けられたと言っても過言ではないです。それほど学生バイトにとって、横の繋がりは重要だということです。
横の繋がりを作るきっかけを与えてあげるのも店長の仕事ですね。友達紹介で学生を雇っていくと横の繋がりを作って上げやすいです。
飲食店の人手不足対策はgiveしてからの友達紹介が最強!3.時給
第3位は「時給」でした。お金はやっぱり欲しいですよね。たくさんあって損なことはないですから。しかし1位でなかったのは意外でした。
ずっと働き続けることで時給が上がるかどうかも重要ですね。全く時給が上がらないとモチベーションも上がりませんから。
あとは他のところで働いてる友達よりも時給が低いと嫌になっちゃいますよね。「そっちで働こー」ってなっちゃいます。
最低賃金がどんどん上がってきており、どこの飲食店も時給を上げることが厳しくなってきましたね。
4.シフトの融通がきく
第4位は「シフトの融通がきくかどうか」でした。確かに希望する通りのシフトで働けるかどうかは重要ですよね。
ちなみにシフトの融通がきくかどうかの数値は大学生の方が圧倒的に多かったです。やはり大学の授業や一人暮らしの学生もいるので、一人一人のライフスタイルに合わせた働き方を望んでいるようです。
毎週固定の時間、曜日に入りたい人や自分の好きな時に自由に入りたい等人それぞれです。
店側としては難しい課題かもしれませんが、なるべく希望を叶えてあげられるようにすると喜んでもらえます。
5.褒められたい
第5位は「何かできたら褒められたい」でした。今や承認の時代ですからね。「ありがとう」とか「○○できてすごいね」という言葉は必須でしょう。
「私は褒められて伸びるタイプです!」と自分で言っているアルバイトもいました(笑)
経験論ですが、その人にしかないような特徴を褒めるとすごい喜んでくれます。例えば「ここまで料理の見た目をきれいに出来る人は中々いないよ!」とか「よくそんなところに気づいたね」等は特別感があって非常に喜ばれます。
余談ですが、送別会の色紙に褒めてもらえて嬉しかったと書いてくれていたアルバイトもいました。それほど褒められるのが嬉しかったのでしょう。
まとめ
学生がバイト先に求めるものも時間とともに変化していきます。その時代にあった価値あるものを提供できるお店は、人手不足に悩まずこれからもやっていけるでしょう。
ですので何か1つでもアルバイトが求めているものを店側から提供できていたら、辞めないでいてくれるかもしれませんね。
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