僕は飲食店で店長をしていましたが、たまに職場でこんな人がいました。
「言ったのに全然してくれない」 「今日締め切りなのにまだ提出されてない…」
そんなことを思ったこと今までありませんか?僕は何度も思ったことがあります。
自分の部下が言ったことをきちんとしていなかったり、だらしなかったりすると腹が立ちますよね。その気持ちよくわかります。
ですが、思っていても仕方ありません。そう思い僕は行動しました。すると自分の行動を変えることでみるみる結果が変わっていったのです。
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店長時代の実績
実際に店長として働いていた時ですが、「僕の店は当初全然できていないな」と思うことがいくつかありました。
- 「シフトを確認しました」のチェック
- 連絡事項を書いたノートの期限内チェック
- 勤務後の日報
- 笑顔の挨拶
このようなことの実施率がかなり低かったのです。平均すると6割くらいだったと思います。
どうにかして出来るようにしようと考えましたが、即効性のあるものは特にありませんでした。もうこれは「言い続けるしかない」と考えアルバイトの出勤前と出勤後にやったかどうかを確認しました。
そうすると何と実施率が100%になったのです。半年ほど続けると確認なしでも出来るようになっており、定着させることに成功しました。
このおかげで僕は管理項目部門で上位1%を毎月維持することができていました。
この経験からいえることは、部下に何かをきちんとやってもらうには「上司の継続力」が必要なのです。
上司の仕事と部下の仕事とは?
部下の仕事というのは、上司の仕事の一部です。その上司の仕事の一部を部下に任せているのは、上司本人です。
部下が仕事をしないと嘆いている人に共通しているのは以下です。
- 部下に与えた仕事を100%部下に任せてしまっている
- 部下の仕事の進捗確認がない
- やっていないのを部下のせいにして、自分は何も変わろうとしていない
愚痴ばっかり言って部下の管理を諦めているのは上司の方なのです。
部下の仕事能力は上司の継続力で改善できる
部下に任せた仕事の進捗確認を継続する
先ほど僕が店長時代にやっていたように、仕事をやったかどうかの確認をし続けることが重要です。
時間のかかってしまう仕事であるなら必ず進捗確認をしますが、聞き方にコツがあります。
- 今どこまでできているのかを割合で聞く
- いつまでにできるのかを本人に言ってもらう
- 何か手伝ってほしいことがないか協力する姿勢をみせる
以上を期日までの割合が5割を過ぎたあたりから定期的に確認していきます。仕事が完了するまで絶対に諦めてはいけません。
部下に任せた仕事も自分の仕事だと思ってください。
まずは自分が変わろうと意識することを継続させる
部下が仕事をやらないと嘆いているのではなく、自分がどう行動を変えたら出来るようになるのだろうという思考を継続して行います。
部下に変えた状態を維持してもらうには、自分も変えた状態を維持しなければいけません。
上司が継続せず途中で諦めてしまったら、きっと部下も途中で諦めてしまいます。それだとまた振り出しに戻ってしまいますからね。変わり続けてください。
継続していると何もせずともできるようになってくる
僕が出勤前と出勤後に継続して言い続けていたようにすると、自然と「やらなければいけないこと」ときちんと認識して自らやってくれるようになります。ほとんどの学生がこちらから確認する前に「店長!やりました」と報告してくれるようにもなります。
しつこくやってると部下も応えてくれるようになるものです。
とにかく上司がやろうとしたことを折れることさえなければ、絶対に部下は仕事をやってくれます。
継続力を身につけるには
仕事を見える化する
心理的な方法になりますが、自分がやろうとしたことを形にして皆に見えるような場所に掲示すると継続しやすくなります。
理由としては、何かを始めようとする時に形にして皆が見えるところにおくことでやめにくくなるからです。形にして皆がみてる以上、自分がやめてしまうと「口だけ野郎」と思われてしまいますからね。
そして上司が途中でやめてしまうのなら部下も「まあいいや」となってしまいます。こうなると簡単にはやめれないですよね?
とにかく自分が継続するという姿勢を、
- 皆が見えるように形にして貼り出す
- 皆に公言する
こうすることで自分自身が継続しやすくなります。恐らくこれをして出来ない人は上司失格です。
当たり前のことを当たり前にできる組織にする為に必要なこと
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