【飲食店の新任店長の悩み】最初の仕事は絶対にこれをやるべき!

【飲食店の新任店長の悩み】最初の仕事は絶対にこれをやるべき!

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新人店長ってどんなことからやり始めたらいいかわかりませんよね?

もしやり始めたことが間違いだったら、店長としていきなりの失敗を経験することになります。



失敗の経験も大事!と思いますが、新任で店長となっていきなり失敗はしたくないはずです。


そこで今回は、飲食店の新任店長になったら最初にやるべきこととは何?という新任店長にありがちな悩みを解決したいと思います。


下記の記事も参考にして頂けると、飲食店の新任店長が最初にやるべきことと、やってはいけないことの両方がわかります。

【飲食店新任店長の悩み】新任店長がやってはいけない3つのこと!【飲食店新任店長の悩み】新任店長がやってはいけない3つのこと!

飲食店の新任店長の最初の仕事は店舗の状態を理解すること

飲食店の店長の仕事って、

  • 売上を上げる
  • シフトを作成する
  • 人件費や食材費を抑える
  • 従業員に適切な指示を出す

このようなことがあると思います。



ですが、どれも店舗の状態を理解していないと上手くできないことです。

店舗の状態を理解するという、最初の行動をきちんと行わなければ後々失敗することになります。

それでは具体的にどのようなことを理解すべきかを紹介していきましょう。


現状の店舗のやり方で実際に働いてみる

新しく就任する店でのやり方をまずは自分でもやってみます。

明らかに効率が悪かったり、何でこんな事やってるのか理解出来なかったとしてもまずは同じようにやってみるのです。



注意
実際に働く時の注意点ですが、プレイヤーとして働いてはいけません。店長なのであくまでもプレイヤー目線で働き、何故そのやり方をやっているのかとかこのやり方をするメリットは何なのかをよく考えましょう。気付きがあればメモしていきます。

どうしても理解出来ない部分があれば、長年働いている人に聞いてみましょう。

もし長年働いてる人の答えに納得いかなくても、最初は「なるほど」と理解は示しておきましょう。


このように最初は、いきなり環境を変えるのではなく、自分が新しく就任する店でのやり方に慣れるようにします。


新任店長とはいえ、はじめのうちは余所者です。いきなりやって来た人にあれもこれも変えられると確実に反感を買います。

従業員の情報集めと整理

働いている従業員についての情報を集めていきます。

飲食店は従業員がいての商売なので、きちんと理解しておかなければ、信用されなくなることもあります。



従業員の情報で何を優先的に集めればいいかというと、シフトの情報です。

  • 従業員の働き方や収入の希望はどれくらいなのか
  • この人とは入りたくないといったNGがあるのか
  • 休憩はどのような取り方がいいのか
  • 従業員の仕事能力はどれくらいなのか
  • 長期休暇の勤務率はどれくらいなのか

なるべく早くに理解しておくことで、無駄な衝突を避けることができます。店長と従業員で何かと揉めやすいのがシフトに関してですからね。



従業員の情報を集めたら整理して、

  • 不足箇所をどう埋めるのか
  • 長期休暇はどうやって乗り切るのか
  • 従業員の希望をどれくらい叶えてあげられるのか

早めに計画を立てておきましょう。


前任の店長の評判を聞き、良いところは全部引き継ぐこと

新任店長は前任の店長の評判によって、最初の働きやすさが大きく変わります。


前任の店長がめちゃくちゃ仕事ができて信頼もある店長だと、新任店長で配属されるとかなり働きにくくなります。

逆に前任の店長が適当で従業員からの信頼も全くなければ、普通にしていても評価が高くなりがちなので働きやすいです。



まずは従業員から前任の店長はどうだったかを聞いて、良かった点と悪かった点の情報を集めましょう。

良かった点は真似をして自分が継続すればいいですし、悪かった点はやらないように注意すればいいだけです。


それだけで新任店長の評判が少し良くなるので、前任店長の評判はしっかりチェックしておきましょう。


飲食店の新任店長は理解することが出来てから行動に移すべし

新任店長となって、良い方向に店を変えていきたいと思うかもしれませんが、3か月は今までの状態を維持するように努めましょう。

3ヶ月間は店舗の状況を理解することに徹します。


先ほども言いましたが、急にいろいろと変更すると反感を買いやすいです。

3ヶ月は我慢して、その後でやっぱり変えた方がいいと思うことに関しては、従業員とよく話し合って変えてもいいでしょう。



売上を上げる為の行動や人件費をカットする行動も、3ヶ月後からなら問題ないです。


ですが決して1人で決めないで下さい。従業員とよく話し合って一緒に決めていくのが前提です。

そうすることで、従業員からの反感を買うこともありませんし、良い方向に変えていける可能性がグンと上がります。


新任店長は信頼を積み重ねることも大事

従業員の要求や報告は期限を決めて早く取り組む

新任店長は就任した時点での信頼はまだまだ0です。

ですので従業員から要求や報告があれば、すぐに対応するように心掛けます。


よくありがちな例でいうと以下です。

  • 店長、〇〇が壊れました。
  • 店長、〇〇さんがこんな不正をしています。
  • 店長、制服が破れたので新しいのもらうことできますか?

このような要求や報告を後回しにすればするほど、新任店長の信頼はなくなっていきます。何もやってくれない店長と思われてしまうのです。



そうなると、店長からのお願いや指示を聞いてくれなくなる可能性もあります。

ですので従業員からの要求や報告があれば、いつまでにするという明確な期限を決めて早くに対応しましょう。


MEMO
もし間に合いそうにない場合は、従業員から催促が来る前にきちんとどれくらい遅れるのか伝えてあげましょう。従業員も遅れることがわかれば、対応はしてくれていることがわかるので安心します。


悪い評判が多い店長に共通しているのが、対応が遅い、もしくは対応しないです。そして悪い評判が多い店長の口癖は「わかった、後でやっておくよ」です。だいたい忘れてます。従業員が後日「前言ってたことどうなりましたか?」と聞くと、「あー、そんなこと言ってたね、やっておくよ」みたいな感じでどんどん信頼をなくしていくのです。

不人気な仕事を率先してやるべき

飲食店の仕事はたくさんあります。その中には人気のない仕事もたくさんあります。


例えば、

  • グリスト清掃
  • トイレ掃除
  • 難易度の高いポジション

このような仕事は、やりたがらない人が非常に多いです。



そんな仕事ほど新任店長が率先してやるほど、信頼を得られます。そして不人気な仕事ほど楽しそうにやるのです。

そうすれば「思ったより嫌じゃないかも?」と思ってくれる人もいます。他にも「店長ばっかりにさせるのも悪いから」と自らやってくれる人も現れたりします。


不人気な仕事は率先するだけで、信頼を得ることができる可能性があるのでやる価値ありです。


まとめ

飲食店の新任店長の最初は、理解することが大事です。

理解することをすっ飛ばして、自分の正しい意見を突き通す店長は必ず失敗します。


そうやって従業員が辞めていった店を何回も見て来ました。

やり方を否定することなく、一旦受け入れた上で従業員と良い店作りをしていきましょう。


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