長年飲食業界で働いてきましたが、人手不足に陥っていない店はほとんど見たことがありません。
それほどどこの飲食店も人手不足に困っているのです。
「何とかして人手不足を解消したい」と思っていても、人手不足になっている原因がわからなければ対策しようがありません。
今回は飲食業界で人手不足が深刻となっている原因を解説していきます。
Contents
アルバイトが辞めてしまう
飲食業界では、アルバイトが1年以内に50%が辞めていると言われています。
僕もたくさんの人手不足に陥っている店舗を見てきましたが、本当にそれくらい辞めているのが現状です。
特に新人期間である3ヶ月未満での退職が圧倒的に多いです。
何故3ヶ月未満での退職がそんなに多いのでしょうか?
新人アルバイトにスポットが当たっていない
主な原因は新人アルバイトにスポットが当たっていないのです。放置されている状態といえます。
最近では教育方針的にも昔とは違い、「見て覚えろ!」みたいなきつい風潮はなくなってきました。
その為か入って数日で辞めてしまうアルバイトの数は減ってきています。
しかしアルバイトが少しずつ仕事を覚え出し、付きっきりで教える必要がなくなってくると、放置状態になっていることが散見されます。
まだまだ新しい環境に飛び込んできたばかりで人間関係が構築出来ていません。いくら少しずつ仕事を覚えてきたからといって、アルバイトの不安が消えたわけではないのです。
肉体的、精神的に辛い
飲食業は主に立ち仕事です。そしてお客様が料理を待っているということでスピードが求められます。
他の仕事と比べると体力を消耗しますので、肉体的にきついと言われやすいです。
さらにお客様からのクレーム、先輩や店長から怒られたりすることで精神的に参ってしまうこともよくある話です。
人手不足による1人当たりの仕事量が増えてしまうことも原因の1つとなっています。
このように肉体的にも精神的にもきつくなってくるとどんどんアルバイトは辞めていきます。
シフトの融通がきかない
自分が希望する通りに中々シフトが入らないってことが続いてしまうと、辞めてしまう可能性が上がります。
人手不足によって入ってほしいからとお願いばかりされていると、嫌になってくることもあります。
とはいってもピークの時間帯はたくさん人がいりますし、暇な時間帯はあまりいらないので難しいところですよね。
だからといってアルバイトに無理はさせないようにしましょう。負のスパイラルに陥ります。
労働の割に時給が低い
何といってもお金でしょう。
学生アルバイトからの不満でありがちなのが、
- 忙がしくても時給が変わらない
- 忙しい時は延長があるけど、暇な時は早上がりさせられる
- 周りのもっと暇そうな店の方が時給が高い
このように不平等と思われるような内容が、飲食店には多いと感じられます。
募集をかけても人が集まらない
地域や場所によって人が集まりにくいところはあります。特に学校が近くにあるかないか、駅から近いか遠いかで大きく変わります。
募集の仕方にも問題があるかもしれません。
- 店頭のような大勢の人の目に付くところに掲示されているか
- 時間を限定したような書き方をしていないか
- 読んでもらえるようなインパクトはあるか
このように募集の仕方によっても、人が集まらない原因となってしまうことがあります。
人手不足による人手不足
人手不足がさらなる人手不足を招くことがよくあります。
例えば、
- 1人当たりの仕事量の増加
- 労働日数、労働時間の増加
- 仕事の遅れによるクレーム発生・イライラ
- 暗い雰囲気
人手不足によりこのようなことが起こり、さらなる人手不足が発生しています。
人手不足対策のやり方
僕が今まで実践してきた方法を紹介しています。このやり方で離職率を1年間0にすることも出来た方法ですので、人手不足に困っている人はオススメします。
飲食店の人手不足対策に普段から心がけていること9選飲食店の人手不足を解消するには○○を引き出す!
まとめ
それぞれの飲食店で人手不足を引き起こしている要因はバラバラです。
一度人手不足が起きてしまうと元に戻すのが大変となりますので、少しでも早く人手不足になっている原因を見つけ出し解消しましょう。
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