飲食チェーン店は転勤の頻度が異常に多いです。
早いと2.3ヶ月で転勤になったりします。
ちなみに僕は6年間の間に6回の転勤を経験し、最短では4ヶ月で転勤がありました。
転勤が多いと、引越しが発生したりするので何かと大変です。
転勤のせいでモチベーションが下がったりすることもあります。
今回はそんな飲食チェーン店の転勤が多いことで起こるメリットとデメリットについて解説します。
Contents
飲食チェーン店での転勤によるメリット
エリア内勤務や転勤なしの人より給与が高い
会社によって給与の違いは異なりますが、転勤ありと転勤なしでの給与の違いは1万〜3万くらいでしょう。
基本給として上乗せしてくれる会社であれば、ボーナスに反映されるので年収にすると20万〜50万ほど変わることがあります。
この金額になってくるとかなり変わってきますよね。飲食業界は給与が低いので20~50万の差は非常に大きいです。
転勤先の環境が悪くてもずっと居続けなくていいので気楽
仕事をする上で大きな問題となるのが、職場の環境です。
- 人手不足で休みが中々とれない
- 人間関係が悪い
- お客様の客層が悪い
このように配属される店によって大きく職場環境は異なります。
しかし、転勤があるおかげでずっとその悪い環境に居続けなくてもいいという点は本当に気楽です。
裏を返せば、良いところでもずっと居続けることができないという面もありますが…
全国各地に住むことができる
自分で選ぶことはできませんが、いろんなところに住めるのも一つのメリットです。
僕は昔、田舎に住むのにちょっと抵抗があったのですが、いざ転勤で済んでみると全然居心地が良かったです。
意外と何でも揃っているんだなと感じました。
転勤で地方勤務になっても大丈夫!地方のメリットを紹介!
こちらの記事で紹介しています。
その土地の言葉や名物、観光地にも行くことができるのもいいですね。
同じ場所に住み続けるより思い出にも残りやすいので、そういう点もメリットかなとは感じます。
前の店ではやりにくかったことに挑戦できる
- 上司が厳しくてやりたいことに挑戦できなかった
- 人手不足でやりたいことをする余裕がなかった
など前の店ではできなかったことを、転勤で新しい環境に行くことにより挑戦しやすくなります。
挑戦することで、自分の経験を積むことができるので非常に大きなメリットです。
次の店に転勤になったら、〇〇しようと考えていると転勤も楽しいかもしれません。
過去の失敗を知られない
仕事を長く続けていくと、誰でもどこかで失敗をしてしまいます。
もしかしたら、人に言えないような失敗をするかもしれません。
しかし、転勤をすることで過去の失敗を知られていない環境で働くことができるのです。
例えばですが、
遅刻ばかりする人に注意をしたいが、昔も自分が遅刻ばかりしていたのを周りに知られているので注意することができない
こんなこともあるかもしれません。
転勤によって環境が変わることで、上記のようなこともできるようになるのです。
飲食チェーン店での転勤によるデメリット
毎回引越しが発生して面倒くさい
転勤の度に、
- 引越し業者に連絡する
- 段ボールに荷物を詰める
- 電気ガス水道Wi-Fi駐車場の解約と契約
- 住民票の移動
- 引越し先で荷物の片付け
これらが毎回発生するので本当に面倒くさいです。
今の店と転勤先の店の状態によっては、引越し期間を1日しかもらえないこともあります。
そうなるとゆっくりする間も無く、次の店での勤務が始まってしまいます。
人間関係が毎回一から
今まで積み上げてきた人間関係も、転勤先では一からやり直しです。
今の人間関係が最悪ならラッキーかもしれませんが、良いとちょっと嫌だなと感じてしまいます。
転勤先ではどんな人がいるのかわかりませんかからね。
毎回ドキドキしながら行くことになります。
地元の友達と遊べなくなる
転勤で遠方の地へきてしまうと、気軽に地元の友達と遊べなくなります。
僕も転勤で地元から200キロ以上離れたところに配属となりましたが、連休をとらなければ地元の友達と遊ぶことができませんでした。
さらにお金や時間もかかりますし、何より移動時間がハードです。
飲食チェーン店で働くと友達と疎遠になりやすくなります。
家庭をもつと家族に申し訳なくなる
結婚をして子どもができると、転勤は大変です。
転勤の度に、
2.子どもが大きくなると転校させにくくなる
3.そうなると単身赴任になる
4.単身赴任になると妻が大変になる
上記のようなことになるので、飲食チェーン店勤務で家族をもつと苦労するようになってしまいます。
単身赴任をして、休みの度に帰るのもまた大変ですし…
仕事が上手くいってる時でも転勤によってリセットされる
どんなに仕事が上手くいってても、転勤が発生すると今の職場で積み上げてきたものがリセットされます。
飲食チェーン店でありがちなことが、
- 人手不足を改善し、これからようやく休みがとれそうという時
- お客様に支持され売上が上がってきた時
- 目標達成まであと少しの時
など「これから!」という時に転勤の辞令がくることがあります。
頑張ってきたことを、後任の人に引き継ぐのが嫌になることはよくある話です。
転勤先を選べないので治安が悪い場合がある
- 近所がうるさい
- 家の前に電車が通っていてうるさい
- 柄の悪い人が近所に多い
- 事故が発生しやすい地域
このように、住んでからしかわからないようなことがあります。
家を自分で選べる場合なら、まだリスクは減りますが、独身寮の人だと選べないことがほとんどなのでギャンブル要素たっぷりです。
治安が悪ければ、次の転勤が発生するまでそこで暮らさなければなりません。
車が邪魔になる可能性がある
飲食チェーン店は都会から田舎まであらゆるところにあります。
もし都心部に配属となると、車がいらない可能性も大いに考えられます。そうなると車が邪魔になるんです。
都心部だと買い物も遊ぶところも、徒歩で行くことができます。
さらに都心部は駐車場の値段が2〜3万ほどするので、本当に邪魔になることがあります。
管理職になれないことが多い
飲食チェーン店では転勤可能でないと、管理職になれないケースが多いです。
理由は主に2つあります。
飲食チェーン店の管理職だとエリアマネージャーやスーパーバイザーになります。
1人で数店舗〜数十店舗の店長のマネジメントを任されます。転勤不可だと、いろいろと支障がでるわけです。
転勤を決める権限がある管理職が転勤不可というのは、部下からしたら少し嫌ですよね。
自分は転勤不可のくせに部下に転勤命令をだすと、部下から反感を買うことがあります。
その為、飲食チェーン店では転勤可能でないと管理職になれないのです。
つまり言い換えれば転勤可能でないと、一生店舗勤務である可能性もあるということです。給料も店長止まりです。ただでさえ、ハードワークで低賃金なのに苦しすぎますよね。
まとめ
飲食チェーン店の転勤によるメリットとデメリットをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
結論としては、飲食チェーン店で働くなら転勤ありの道を選んで役職をあげていかないと将来的に苦労します。
転勤ありを選んでも単身赴任の道を選ばなければならないなど大変ですけど…
飲食チェーン店は、
- 飲食チェーン店の会社でやりたいことがある人
- 飲食業の仕事がすきな人
どちらかに当てはまる人でなければ、あまりオススメはしません。
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