飲食店の社員はかなりのハードワークです。
人によって理由は様々ですが、
「今すぐ飲食店を辞めたい」
と考えてしまうことってあると思います。
僕自身も、
- 土日に友達と遊べないこと
- 拘束時間が長いこと
- 理不尽なクレームが発生した時
こんな時に飲食店なんか辞めてしまいたいと思ったことがあります。
実際に僕は将来のことを考えて飲食店を辞めたのですが、辞めるタイミングをもう少し考えるべきだったかなと思っております。
今回は今すぐ飲食店を辞めたいと思っている人に、飲食店の社員を辞めるタイミングについて考えるための記事です。
Contents
転職に有利な時期によって飲食店を辞めるタイミングを変える
年間を通して中途採用の求人が増える時期があります。
それは9月~11月の時期です。
この時期は求人の数が増える傾向にあります。しかし、求人が増えるからといって受かりやすいというわけではありません。
なぜなら、求人が増える分求職者の数も増えるからです。
ですので転職活動をするのであれば、7月後半〜8月の時期をオススメします。
というのもいくつか理由があるのですが、
- 求人が増える時期に向けて慣れておくことができる
- 夏場の暑い中スーツを着て面接なんかしたくない人が多いのでライバルが少ない
- 連休やお盆休みの間に転職するかを考える人が多いのでライバルが少ない
このような理由です。
7月後半から8月にかけては、転職者の割合が少ないので飲食店を辞めるタイミングもそれ以前にするのがいいでしょう。
飲食店にとっては繁忙期ですからね。忙しい時期に入るまでに辞めてしまった方が気が楽でしょう。
年齢と貯金額によって辞めるタイミングは異なる
飲食店の社員を辞めるべきタイミングを先ほど解説しましたが、年齢や貯金額によって辞めるタイミングは異なります。
貯金が全然ないのに7月までに辞めても、生活できなくなってしまいますからね。
そこで年齢や貯金額別に飲食店を辞めるべきタイミングを解説していきます。
第二新卒までの人が飲食店を辞めるべきタイミング
第二新卒(25歳くらいまで)の人ならぶっちゃけ、需要はかなりあるので辞めたいと思ったタイミングで辞めても問題はないでしょう。
しかし自己退職の場合、失業手当は3ヶ月後からしかもらえないので、最低3ヶ月分の生活費を確保してから辞めるべきです。
もし3ヶ月分の生活費がない場合、働きながら転職活動をするしかありません。
その場合は飲食業では閑散期にあたる10月に転職活動をするのがオススメです。休みやすく転職活動をするにはうってつけの時期です。
10月なら求人の数も多いですからね。7月だとすぐに繁忙期に入ってしまい、転職活動が停滞する可能性があります。
20代後半の人が飲食店を辞めるタイミング
第二新卒の時期も終わってしまった人は、なるべく次の就職先が決まってから辞めた方がいいですが、貯金額が半年分の生活費くらいあるのであれば問題ないでしょう。
失業手当ももらえるので、もし半年以上仕事が見つからなくても何とかなります。
今すぐにでも飲食店の社員を辞めたいなら、7月くらいまでに辞めて年末までには転職を成功させる予定でいましょう。
求人数も多くなる時期なので何とかなります。
ちなみに僕は20代後半で飲食業から他の業界に転職をしました。4月に辞めたので求人数も少なく若干苦労しましたね。コロナが発生したことも重なって… ちなみに7月から新しい職場で働き始めています。
30歳以上なら絶対に次の就職先が決まってからでないと辞めてはいけない
30歳以上になると転職難易度もグンと上がってしまいます。
年齢制限をかけている企業も多く、辞めてからの転職活動はオススメしません。
もし今すぐ飲食店の社員を辞めたいなら、最低でも1年以上は無職でも生活できる貯金は必須でしょう。(150万以上?)
働きながら転職活動するのなら、飲食店の閑散期である10月、2月、6月がベストです。
但し、2月と6月は転職活動が長引くと繁忙期に入ってしまうため、繁忙期まで多少余裕のある10月がベストといえるでしょう。
飲食店の社員を辞めたい理由とは?
退職の意思を会社に伝える時や転職活動での面接時に、飲食店の社員を辞める(辞めた)理由を必ず聞かれることになります。
辞めたい理由をしっかり考えていないと、計画がぐちゃぐちゃになる可能性があります。
例えば、
- 上司から引き止められて辞められなくなった
- 飲食店の社員を辞める理由が自分の努力で変えられるもので面接官にマイナス印象を与えてしまった
こうなってしまうと、中々次に進むことができなくなってしまいます。
要は「自分の力ではどうしようもないことが辞める理由であるかどうか」が重要なのです。
ちなみに僕は「結婚して将来のことを妻と話した結果、転勤が多く勤務時間が遅くなる飲食業は家族との時間がとれなくなる」という理由で退職しました。これらは自分ではどうしようもないことですから、理解してもらいやすいのです。
金銭的に損をしない飲食店を辞めるタイミング
ここで解説するのはボーナスをもらえる飲食店で働いている場合のみです。
僕はこの点で少しミスをしたなと感じています。
というのもボーナスってだいたい6月と12月くらいにもらえますよね?
やはりボーナスをもらってから辞めないと損だということです。
オススメは有給の残日数を考えて、退職日を夏のボーナスをもらえる6月くらいに設定することです。
例えば、6月20日がボーナス日で有給が40日残っているのなら、5月11日を勤務最終日にすると退職日は6月20日となりボーナスをもらってから辞めることができます。
僕は冬のボーナスをもらって年末年始を働いて2月に辞めたので、正式な退職日は4月の終わりでした。もう少し働いて夏のボーナスをもらってから辞めるべきだったかなと今では思っています。
退職は遅くても1ヶ月以上前には伝えよう
退職の意思はなるべく1ヶ月以上前に伝えておくのがベターです。
そしてなるべく繁忙期の時期に伝えるのは避けましょう。
バックレも禁止です。
懲戒解雇といって転職活動が非常に不利になってしまう恐れがあります。いざ内定をもらっても取り消しになる可能性も考えられます。
辞める時はきちんと事前に理由を考えて、会社に伝えましょう。
もし辞めることを伝えられないのなら、代わりに退職の意思を伝えてくれる退職代行サービスというものもあります。
退職のお悩みを法律相談のプロに任せて解決!未払いのお金の対応なども代わりに行ってくれるので、料金はかかりますがそれなりの価値はあります。
もしもの場合は利用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
飲食店の社員を辞めたいと思ったら、今すぐにでも辞めるべきかもしれませんがタイミングというものも忘れてはいけません。
自身の体験上、飲食業から他の業界への転職は年齢を重ねるごとに大変になります。
同じ飲食業への転職なら、労働環境はそこまで変わらないでしょう。ですので転職を考える時は、しっかりと考えてから行動することをオススメします。
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