飲食業界で社員になるなら大手か個人店にするべき理由

飲食業界で社員になるなら大手か個人店にするべき理由

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もし飲食業界で社員として働いていこうと考えているのなら、大手企業か個人店に就職しましょう。


僕は約10年間、飲食業界でいろんな会社、社員を見てきました。

そこで感じたのは、中途半端な規模の飲食会社の社員として働いても、得られるメリットが少ないということです。それに比べ、大手企業や個人店で働く社員の方がたくさんのものを得ることができると感じています。


今回は何故、飲食業界で社員になるなら大手企業や個人店にすべきなのかについての記事です。


飲食企業での大手企業と中小企業の違い

社員の待遇面が違いすぎる

飲食業界の平均年収は326万円ほどと言われています。しかしこちらをご覧下さい。


 企業名平均年収(万円)
1コメダHD973
2スシローグローバルHD768
3BRサーティワンアイスクリーム745
4ダイナックHD723
5ダスキン716
6吉野家HD707
7サンマルクHD705
8トリドールHD695
9WDI695
10SRSホールディングス688
引用 業界動向

 企業名平均年収(万円)
11リンガーハット667
12モスフードサービス645
13SFPホールディングス625
14サイゼリヤ623
15すかいらーくHD623
16日本KFCホールディングス612
17ゼンショーHD610
18ジョリーパスタ605
19ハークスレイ593
20クリエイト・レストランツ・HD580
21きちりHD579
22ココスジャパン573
23テンアライド568
24魚力567
25伊藤園565
引用 業界動向

誰もが知っているであろうこれらの大手企業の平均年収は、飲食業界の平均年収を大幅に超えています。全業界の平均年収よりも高い企業がたくさんですね。

このデータ本当なのかな…

と思う人がいるかもしれませんが、本当です。僕もこの中の会社の社員として働いていましたが、このデータと同じほどの年収を頂いておりました。


じゃあ何で大手企業はこんなにもらってるのに、飲食業界の平均年収はこんなに低いの?

それは飲食業界のほとんどが中小企業ばかりだからです。飲食店ってかなりの数があります。飲食業界全体でみると、平均年収はどうしても下がってしまうのです。


さらに福利厚生も大手企業の社員だと充実してますからね。中小企業にあって大手にない福利厚生の数は非常に少ないです。


大手はやはり安定している


飲食業界では、たった10年間の内に96%の飲食店が閉店となってしまうと言われています。

たったの4%しか生き残れない世界なんです。しかし、上の写真であげた大手企業はその4%の壁を毎回乗り越えてきています。それだけ安定した経営基盤があるということです。

安定という意味でも飲食業界で社員として働くなら、大手にした方がいいのです。


未経験からでも活躍しやすい

ほとんどの大手企業ではマニュアルが存在します。マニュアルは誰がやっても一定の商品を提供できるように作られているので、特別に何かスキルを持っていなくてもできるようになっているのです。


そして大手企業はチェーン展開しており、ある程度の組織が出来上がっているので、非常に働きやすいです。中小企業だとまだまだ手探り状態で、組織が出来上がっておらず自分達で考えて組織を作り上げなければなりません。労力的にも思考回数も中小企業の方が多くなることでしょう。



最近ではIT化が進んできており、自動で何もかもできるようになったので、本当に楽になりました。このIT化の勢いはさらに増していくので、料理の技術ですら全くいらない時代がくるかもしれません。



  • 社員の待遇面の違い
  • 安定性
  • 未経験からでも活躍可能

これらの理由がある為、中小企業より大手企業にすべきなのです。


飲食業界での個人店と中小企業の違い

経営を学びやすい

個人店ではオーナーと一緒に働くので、直接経営を学ぶことができます。どのようなことから始めて、どのような戦略を立ててやっているのかを、当事者から聞けるのは非常に大きなメリットです。


将来自分の店を持ちたい人は、非常に参考になるでしょう。

個人店のオーナーは自分の店を持ちたい人にとっては、大先輩となるわけですからね。


個人店は小さいので料理から接客、その他のノウハウまで幅広く学べるのも良い点ですね。そして、自分の意見を直接オーナーに伝えられるので意見が反映されやすい環境であるとも言えます。


個人店は同じ志を持った人が集まりやすいので仲間意識が強くなる

個人店では、

「こんなお店で働きたい!」

「いつかこんなお店を自分で持ちたい!」

と考えている人が多いので、同じようなタイプの人が集まりやすく仲間意識が強くなります。


さらに人数も個人店だと少ないので、そういう点でも仲間意識が強くなりやすいです。

人数が少ないのでグループに分かれるということも少ないでしょう。


飲食業界で社員になるなら大手企業と個人店どちらを選ぶべきか

将来的に独立を考えているなら個人店、安定をとるなら大手企業ですね。以下それぞれのメリット、デメリットを上げます。

メリットデメリット
大手・待遇面が良い
・安定性がある
・未経験でも活躍しやすい
・組織が出来上がっているので経営は学びにくい
・自分の意見を反映しにくい
個人店・経営を学べる
・仲間意識が強くなる
・料理や接客の腕が上がる
・自分の意見が反映しやすい
・待遇面はあまり良くない
・安定性はない
中小・これから伸びる可能性を秘めている
・伸びて従業員が増えると上の役職につきやすい
・待遇面はあまり良くない
・安定性はない
・経営を学びにくい
・とにかく何もかもが中途半端

まとめ

飲食業界は非常にやりがいもあり楽しい業界ですが、社員となるのなら会社はしっかり考えてから選ぶべきです。

飲食業界は3Kと呼ばれる業界ですからね。何も考えず適当に社員となるのだけはやめましょう。


僕は今までの飲食業界の経験から、社員になるのなら大手企業か個人店のどちらかをオススメします。


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