こんにちは、僕は世間的に激務で年収も低いといわれている飲食業界で6年間働いてきました。6年間働いて感じたことは、「そんな世間で騒がれているほど年収低くないよね?」ってことです。
恐らく飲食業界というのはかなり大きいので全体的にみて、激務であり年収も低いという統計がでているのでしょう。
しかし大手飲食業の中には激務かもしれませんが、年収が悪くない企業もたくさん存在します。
ですので今回は大手飲食業に絞って、「大手飲食の年収って本当のところどれくらいもらってるの?」という疑問にお答えしたいと思います。
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大手だと他業種に劣らない年収がある
まずはこちらをご覧下さい。
gyokai-search.com
業界動向さんが昨年の平均年収をランキングしたものです。
まあまあ良いと思いませんか?
平均年収でいうと最低でも500万近くあり、かなり高い水準だといえます。
実際に私が働いていた大手S社の年収はそれほど間違ってはいません。店長クラスでだいたいランキングに掲載されているくらいです。
全体的に少し多い気がしますが(笑)
平均年収が高いカラクリ
一部の高年収の方が押し上げているケースがほとんどです。
10人中9人が年収200万で、1人が年収2千万なら平均年収は380万となります。
僕が勤めていた会社の営業本部長は年収2000万という噂を聞いたことがあります。本当だとしたらかなり年収を押し上げていますよね?
どの役職でどれくらいの年収かどうかを調べておいた方が確実でしょう。
大手は残業代で年収が高くなっている
私が勤めていた大手S社の店長職では残業があるかないかで、年収150万前後の差が発生します。
きちんと残業代が支給される大手会社であれば、年収は高くなるでしょう。ちなみに私が働いていた大手S社の残業時間は月平均50時間前後です。
時給換算すると約2300円ほどとなります。
実際に働いている社員や口コミをチェックすれば、ある程度は分かると思いますのでチェックしてみるのをおすすめします。
もちろんサービス残業があるところもあります。
20代、30代での年収水準は高い
大手飲食で早期に店長職まで昇格すると年収は同年代より確実に高くなります。
私は店長となった26の時から年収600万前後ありました。
30代でも充分高い水準でしょう。
40代以降で店長職だと他の大手企業に抜かされます。
課長や部長になっていれば他の大手に引けをとらないほどの年収にはなっているでしょう。
ただ生涯年収で考えると飲食はやはり見劣りしてしまうでしょう。
飲食業界で働くなら20代で店長になるべき
上記で話した同年代より年収が高いというのもありますが他にも理由はあります。
他の理由についてまとめた記事もありますので、こちらへどうぞ。
20代で飲食店店長をしてみてのメリットデメリット飲食業界で働くなら20代で店長になるべき理由
何故飲食業界は年収が低いのか
今までの流れだと飲食業界はそんなに年収が低くないんじゃ…となりそうですが高いのは本当に大手だけです。
飲食業界は新規参入しやすい業界です。
なので毎年新しい会社がたくさん参入し、たくさん倒産しています。
簡単にいうと飲食業界はとても大きい業界なのです。
その中でも有名な大手飲食店はほんの一部だけです。
ほとんどが小さい会社で、その低年収の小さな会社が多いから年収が低いのです。
平均年収を出す計算と同じで、低年収の会社ばっかりなので大手がたくさんもらってても平均年収はガクンと下がってしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
飲食はきつくて年収も少ないと思われていますが、大手ではそんなことないとおわかりいただけたでしょうか?
普通に課長や部長クラスになれば1000万も夢ではありません。
頑張れば他の業界よりも年収がもらえる可能性が大いにあります。
大手飲食なら悪くないかも?
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