飲食業界は人手不足のため、毎年9割以上の企業が正社員を募集しています。
それだけ多くの飲食店が求人を募集するので、新卒で飲食業界に入社する人もたくさんいます。
そして飲食店の勤務が過酷すぎてすぐに辞めたくなってしまうのです。
もしこのように考えているのなら、明日にでも上司に辞めることを伝えるべきです。辞めることを早く伝えないと、飲食業界からどんどん抜け出せなくなります。
Contents
飲食業界の新卒が辞めたいと思ってるのにすぐに辞めない場合に起こること
労務環境は年数が経つにつれて悪くなる
新卒で飲食業界に入った場合、初めの労務環境は比較的マシです。月の労働時間は200時間未満であることが多いかもしれません。
しかし2年目、3年目になってくると段々労働時間が増えていきます。
休日数も初めは週休2日かもしれませんが、時間が経つにつれ週休1日になったりします。ひどい場合、月の休日数が3日とか4日になることもあるのです。
役職が変わる時も労務環境が悪くなりがちですね。店長になってしまうとさらに悪くなる確率の方が高くなります。
簡単にいうと早期離職を減らすためです。
募集要項に書いてるのと全然違う場合、マイナスイメージを持って辞めていく新卒は多くいます。
「飲食業界は思ってるよりもマシだった!」
と思わせて辞めないようにし、ある程度慣れてきた段階で労務環境を悪くしていきます。そうすると新卒は、
ある程度慣れてきたし、今さら転職するのもちょっと… 労務環境が悪くなって辞めたいけど今さら辞めにくい…
となって離職しないようにするのを狙うためです。
全ての飲食店がこのようにしているわけではありませんが、非常に多いのは間違いないです。
このように労務環境は悪くなる一方なので「辞めたい」と思ったら、すぐにでも辞めてしまうべきなのです。
感覚がマヒしてくる
飲食業界に新卒で入社すると、周りの友達と時間があまり合わないので、飲食業界の情報しかわからなくなります。
他の業界で働いている人の普通を知ることができなくなるんです。
そうなると、今働いてる職場が普通だと錯覚することになり異常だったとしても気付かなくなります。
人ってやろうと思えば、すぐに慣れてしまうものです。僕も昔、月に300時間ほど働いたことがありますが慣れてしまえばそれが普通になってしまうんです。
同じ飲食店で働いてる人も同じくらい働いてると、異常でもなんだか普通になってしまうんですよね。
ですので、
- 「この労務環境は異常だ」
- 「こんなに働くのは無理だ。辞めてしまいたい…」
と思った時点で辞めないと自分の普通の基準ですらも変わってしまうことになります。異常だと思えるうちがまだまだ正常である証です。
長く働き続けるほど辞めにくくなる
長く働き続けると人間関係もできあがってきて、「辞めたい」と思っても辞めにくくなることもあります。
特に上司の性格が極端な場合に辞めにくくなります。
1つは褒め上手な上司です。
すごく良いように褒めてくれるので、褒められた人は良い気分になってしまいます。そして褒められたことが自信に繋がります。
さらに褒め上手な上司は、期待するのも得意です。
いつまでに〇〇をできるようになって、〇〇年後には店長を目指そう!
と未来の話をしてきます。
そんな風に期待してくれる上司だと「辞めます」と言いにくくなるのです。
もう1つは逆に恐い上司です。パワハラをしてくるようなヤバい上司ですね。
このような上司は、単純に「辞めます」なんて言えない状況を作ってきて辞めにくくなります。
「辞めます」という一言が言えずに、どんどん時間だけが過ぎていきます。
辞めるのが遅いほど転職が不利になる
僕は転職を経験したから言えるのですが、本当に辞めるのが遅くなればなるほど転職は不利です。遅くなると転職の募集資格に引っかからなくなります。
特に新卒で飲食業界に入って、違う業界に転職しようとすると尚更です。
25歳前後を境に転職できる幅が大きく減る
25歳前後までなら第二新卒という枠で、未経験でも採用してくれる企業はたくさんあります。
しかし20代でも30に近づくにつれて、即戦力が求められるので未経験採用の数が一気に減ってしまうのです。
飲食業界で働き続けるべき人はこんな人だけ
飲食業界で夢がある人
- 将来的に自分でお店を開きたい
- お客様に喜んでもらえるような商品開発をしたい
飲食の仕事を極めることによって、叶えられる夢がある人は飲食業界で働き続けるべきです。
特に飲食業界で働き続ける理由がない人は、今すぐに辞めるべきです。新卒であるならまだまだ間に合います。
飲食業界での夢がない人にとって、飲食業界でなければ手に入れられないものなんてありません。むしろ他の業界で手に入れられるものの方が非常に大きいです。
飲食業の仕事がすきな人
単純に飲食業での仕事がすきな人なら続けるのもありでしょう。
仕事を楽しんでできるなら、それに越した事はないですからね。
もし、
- すきな仕事を1日12時間
- 嫌いな仕事を1日8時間
を僕がやるなら確実にすきな仕事を1日12時間を選びます。短くても嫌いな仕事をやり続けるほうが辛いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
新卒で飲食業界に入って後悔しているなら、今すぐにでも辞めればまだ間に合います。
今すぐにでも辞めないと、転職がどんどん不利になっていきます。「辞めたい」と思ったら即行動。これが大切です。
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