従業員との関係性を深められるコミュニケーション術

従業員との関係性を深められるコミュニケーション術

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従業員とのコミュニケーションがうまくとれなくて悩んでいる方いませんか?

僕も飲食店の店長時代にうまく従業員とのコミュニケーションがとれず、苦戦していたことがありました。


従業員とのコミュニケーションをうまくとれていなかった僕の店では、あらゆることが起きていました。

  • 報告、連絡、相談が出来ず周りに迷惑をかけてしまう
  • ちょっとしたことでイライラしてしまう
  • 仕事が楽しくないと思ってしまう
  • 人がどんどん辞めていってしまう

こんなことがずっと起きていたんです。

ですが、コミュニケーションの考えを改め直してからは、ほとんどのことにおいて上手くいくようになったのです。仕事も楽しく、周りに迷惑をかけず、誰も辞めていかなくなりました。

今回は僕が実際に行ってきた、従業員との関係性を深められるコミュニケーション術について解説していきます。


コミュニケーション不足を他責にしない

まずコミュニケーションをうまくとれないと言っている人に共通しているのが、他責にしているということです。

  • 従業員との歳が離れていて話が合わない
  • あいつは全然コミュニケーションがとれないやつだ
  • 忙しくてコミュニケーションをとる時間がない
  • 自分が話しかけても従業員が話を続けてくれない

こんな風に考えている人が多いです。

コミュニケーション不足を周りのせいにしている人は、いつまで経っても従業員との関係性を深められません。


まずは他責にする考えを自責にするよう改めます。

  • コミュニケーションに年齢は関係ない
  • コミュニケーションが苦手な人もいることを理解できていないのは自分
  • 時間を作り出せていないのは自分
  • 会話の質問力が弱いのは自分

このように改めるようにします。そうすると解決策を立てやすくなります。


従業員から話しかけてもらう状態にすることがスタート地点

一方的な会話はコミュニケーションとはいえません。こちらから話しかけることも重要ですが、従業員から話しかけてくれることがなければ関係性は中々深められません。

その為の行動を紹介します。

従業員の性格に合わせて接し方を変える

従業員には一人一人異なる性格を持っています。その性格に合わせて接し方を変えてみましょう。

例えば、

  • ノリの良い従業員にはこちらもノリノリで接する
  • 大人しい性格の従業員には落ち着いた雰囲気で接する
  • いじられキャラの従業員に対してはいじってみる

こんな感じです。重要なのは相手の性格、目線に合わせて、まずは自分からコミュニケーションをとりにいくことです。

上司が意外と話やすい人なんだなと思ってもらえると、心を開いてもらいやすくなります。


次に繋がるような話を意識する

関係性が浅いうちは次に繋がるような話を意識して持ち出しましょう。

例えば、従業員が学生であればテストネタや旅行ネタなんかはテッパンです。何故かというと、テスト前とテスト後で話をすることができるからです。旅行も同じですね。行く前との話と帰ってきてからの話をすることができます。


ポイントとしては、相手の話に興味があるように聞くことです。「また今度教えてね」と伝えることで次回、従業員から話しかけてくれる可能性が高まります。


従業員が話してくれている時は聞くことに徹する

とにかく話してくれている時は聞くことに徹しましょう。聞いている時に必要なのは、興味と共感です。そうすることで従業員も話しやすくなりますし、自分も自然と次の言葉がでやすくなります。

  • 「うんうん」
  • 「確かに!」
  • 「それからどうなったの?」
  • 「何でそう思ったの?」

このような言葉で話しやすくしてあげると、どんどん話してくれるようになり話が盛り上がります。

MEMO
どんな話をしたかを帰ってからでもメモしておくと効果的です。従業員が話したことを上司に覚えてもらっていると嬉しいものですからね。

自分の仕事を効率化し、従業員とコミュニケーションをとる回数を増やす

忙しすぎると確かにコミュニケーションをとる機会は減ってしまいます。忙しくても、器用に従業員とコミュニケーションをとれるのならば問題ありませんが中々難しいですよね?

従業員とのコミュニケーション回数を増やす為にも以下の記事を参考にして、仕事の効率化をしてみて下さい。

仕事の順番 先に何をしたらいいかわからない人【仕事の順番】何を先にしたらいいのかわからない人必見!仕事が終わらないなら7割を狙え仕事が終わらないなら〇〇を狙え!時間削減法を紹介!効率的な仕事の進め方効率的な仕事の進め方(手動と自動)とは?

従業員から話しかけてもらえることによるメリット

従業員との壁が少なくなるだけで様々なメリットが発生します。

  • わからないことを聞いてくれるようになるのでミスが減る
  • 報告、連絡、相談の回数が増える
  • 従業員の意見が耳に入る機会が増える
  • 誤解が生まれることが少なくなる
  • 従業員の笑顔が増える情報が入りやすくなり、早めに手を打つことができるようになる

とにかくミスが減り、問題の発生数が激減します。お客様へ迷惑をかけることも大幅になくなります。

一方的なコミュニケーションの場合は、従業員から話しかけることへのハードルが高すぎて自分で背負い込み、それがミスに繋がるんです。


従業員と何かを一緒にする

仕事でも懇親会でも何でも大丈夫です。何かを協力してすることが大切です。

そうすることで仲間意識が芽生え、より一層に従業員との関係性を深められるようになります。

僕はよく従業員と、

  • 店の課題について案を出し合って取り組む
  • 休憩時間に絵しりとりをして楽しむ
  • 定期的に懇親会の企画を従業員と組む
  • マニュアルに関するクイズ大会

こんなことをしていました。

何かを一緒にするとやはり盛り上がるので、一気に関係性を深められますね。


まとめ

僕は上記のようなことを取り組むことで、劇的に店が変わりました。何より仕事が楽しくなりましたね。

もちろん最初はうまくいかないことが多かったですが、段々と従業員からコミュニケーションをとってくれるようになると、あらゆる点でうまくいくようになりました。

従業員との関係性を深められるコミュニケーション術を身につけて、仕事が楽しいと思えるようになりましょう。


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