体調不良や自分のスケジュール管理不足で、バイトを休んでしまうことは誰にだってあることです。
多少のことなら許してもらえることも多いでしょう。
しかしあまりにもバイトを休みすぎてしまうと、話は変わってきます。
休んだ自分自身にも店の人達からもある変化が現れ始めます。
今回は、バイトを休みすぎてしまうとどうなるのか元飲食店店長が解説します。
Contents
バイトを休みすぎと思われるのはどれくらいから?
人によっても異なるとは思いますが、バイトを休みすぎと思われるラインは、
欠勤率が1割を超えたあたり(病欠のための長期休暇は除く)
から思われるようになります。
月に10回ほどシフトに入っており、毎月1回以上休んでいるのなら「バイトを休みすぎ」と思われます。
いくらアルバイトといえど、週5勤務の社会人だったら2週間に1度は休むことになりますからね。
当日欠勤や事前に休みの連絡をしていても、「バイトを休みすぎ」というレッテルを貼られる可能性は非常に高いです。
僕が店長をしていた時は、バイトを休む割合が1割を超えるかどうかで「バイトを休みがちな人」というラインをひいていました。
バイトを休みすぎた時に本人に起こること
バイトを休みすぎると気まずくなり出勤しにくくなる
本人が「バイトを休みすぎてるかな?」と自覚し始めると、
- 次回の出勤時に何か言われそうでバイトに行きたくなくなる
- 周りのアルバイトからも何か思われてそうで憂鬱になる
- 怒られそうで出勤したくなくなる
- みんなが今まで通りに接してくれるか不安になる
上記のようなことを考え始めるようになり、段々とバイトに行きたくなくなってしまいます。
どれもバイトを休んだ本人が原因で生まれたものです。
しかし、バイトを休みすぎて悪いなという気持ちがあるうちはまだまだ改善できる証拠です。気持ちを入れ替えて今後休まない努力をしていきましょう。
バイト先に居場所がなくなってしまう恐れがある
バイトを休みすぎると人間関係が上手くいかないことがあります。
本人も気付いているかもしれませんが、バイトを休む割合が1割を超えてくると「あいつは休みすぎだ」と周りから思われてしまうことがほとんどです。
そうなると、
- 一緒のシフトに入りたくない人がでてくる
- 仲良くしようと思わない人もいる
このようなことが起こるのも事実です。
そうなると働きづらくなり段々と、バイト先での居場所を失っていくことになります。
バイトを休みすぎると次第に辞めたくなってしまう
居場所がなくなってくると、「もうバイトを辞めてしまいたい」という気持ちが強くなります。
行っても辛い思いをするだけですからね。
それ以外にも、バイトを休みすぎたことでの罪悪感や次に出勤した時、何か言われるのではないかと考えると、バイトを辞めたくなってしまうのです。
休みすぎてしまった事実は変わらないですが、もし休みすぎて反省をしているなら心を入れ替えて頑張るチャンスです。しっかり何が原因で休みがちになっていたのかを反省し、努力してみましょう。
もしどうしても気まずくて辞めたいなら、下の記事を参考にしてみて下さい。バッくれは禁止です。
元飲食店店長が教える正しいバイトの辞め方仮病で休んでいた場合、本当に体調が悪い時に信じてもらえるか不安になる
もし仮病でバイトを休んだことがある場合、本当に体調が悪くても不安な気持ちでいっぱいになります。
「本当に体調が悪いんだけど、信じてもらえるかな?」
こんな風に考えるようになってしまいます。不安な気持ちにならない為にも、仮病で休むことは絶対に避けましょう。
バイトを休みすぎることは、休んだその瞬間は楽しいかもしれませんが、後々不安や気まずさがおそってきます。後悔するくらいなら最初から休みすぎないように頑張りましょう。
バイトを休みすぎている時に店側で起こっていること
「どうせ仮病だろう」と信用されないようになっている
店長や他のアルバイトは「どうせ仮病ですよね」みたいな話をだいたいしています。
休みの連絡を受けた店長と、
- 「また休みですか?」
- 「ふざけてる」
- 「学校の用事とか体調悪いとか絶対嘘でしょ」
- 「バイト舐めすぎ」
こんな言葉が飛び交っていることがほとんどです。
バイトを休みすぎていると、どんな理由であれ信用されなくなってしまいます。
特にきちんと出勤しているアルバイトからしたら、休みすぎている人は「サボっているだけ」という風にしか考えられません。信用度は限りなく0に近い状態と思っていいでしょう。
シフトを減らすしかないと考えられている
これは店長から、シフトを減らすことで対応するしかないと考えられていることがあります。
何度注意してもバイトを休む頻度が減らなかったりすると、シフトを入れても余計な仕事が増えるだけです。
店長からすると、
「バイトを休んでばっかで迷惑をかけるやつの希望を何で聞かなくちゃならないんだ」
こんな気持ちになりますからね。
代わりがいない場合「あいつのせいで忙しかった」と思われる
シフト制のアルバイトは1人でも欠けると、他のアルバイトに負担がのしかかります。飲食店とかだと、シフトの人数が少ないので1人当たりの負担は相当なものです。
代わりを見つけずに休んだ場合、
「あいつが休んだせいで忙しかった」
と思われてしまうのも仕方ありません。信用がガタ落ちしているのですから。
普段からきちんと出勤している人なら、
「体調悪い時もたまにはあるから仕方ないよね」
と思われますが、休みがちな人に対してはそんなことは思われません。
仮病を暴いてやろうとSNS等で検索するアルバイトも中にはいる
中にはSNS上でわざわざ検索して、仮病だということを証明しようとする人がいます。
僕はその光景を今まで3回ほどみたことがあります。
休みがちなバイトが休んだ日の次の日に、他のアルバイトから、
「店長これみてください。〇〇さん昨日体調悪くてとか言ってましたけど、ディズニー行ってましたよ。ほらこの写真」
こんな感じで報告しにくる人もいます。
隠し通すのが下手な人だとバレやすいです。
嘘を暴こうと考える人もいるので、仮病はやめたほうがいいですね。
店長が責められることがある
中には、
- 「きちんと注意をしない店長が悪い」
- 「なんであんなやつを雇ったんだよ」
と店長が責められていることもあります。
バイトを何度も休むという行動が、店長を苦しめているのです。優しい店長にありがちなことです。
「店長が許してくれるから」とか「休ませてくれるから」という考えで休むのはやめましょう。
あなたの知らないところで店長は周りから責められています。
クビにさせられる可能性がある
あまりにもバイトを休みすぎて改善がみられないと、クビになることも考えられます。
正式にはクビというよりかは、契約を更新しないということになります。契約解除の内容は、最初に結んだ契約書に記載されているはずです。
どれくらい休んだらクビになるのかという決まりはありませんが、
- バイトを休みすぎていることで注意される
- 無断欠勤を何度かしてしまっている
- シフトを減らされ始めている
上記のようなことになっていれば危険信号です。
バイトを休みすぎるくらいならシフトをあまり入れないでおこう
そもそもどのような理由かはわかりませんが、休みすぎていると感じていたり、休みすぎと注意されているのならシフトの回数を減らしましょう。
そのシフトの頻度はあなたには合っていないのです。そして店側にも多大な迷惑をかけています。
とりあえず店長に、今よりも週1日分減らすとか、時間数を減らすとかで対応してみましょう。
バイトを休みすぎて悩んでいるなら
そういう場合は以下の記事を参考にしてみて下さい。
飲食店店長が実際に嫌だと感じない正しいバイトの休み方【注意点も紹介】休む時の伝え方で受け取られ方は変わるものです。
「〇〇なので休みます」と一方的に休むのを伝えるのではなく、「〇〇なので休ませてもらってもよろしいでしょうか?」と言葉を変えるだけでも印象はガラリと変わります。
これからなるべくバイトで辛い思いをしたくないのなら必見ですよ。
まとめ
今まで飲食店で働いてきた経験上、バイトを休みがちな人は居場所を失い辞めていきます。ほとんどが辛い思いをして、辞めていってるのです。
しかし途中から心を入れ替えて休まなくなったアルバイトもいます。心を入れ替えたアルバイトは、楽しそうに働いて卒業の年まで辞めずに働きました。
要はバイトを休みすぎて気まずいと感じたなら、そこからが心を入れ替えるチャンスです。新しいバイトを探してまた新しい環境で1から始めるのも大変です。チャンスを無駄にせず、今後はバイトを休みすぎないように気をつけましょう。
バイトで代わりの人が見つからない場合の対処法を分かりやすく解説!こんな飲食店のバイト先は今すぐ辞めた方がいい!理由を徹底解説!
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