私は新卒の時に飲食店の社員として働き始めました。
働いていると、
「え、社員ってこんなこともやらないといけないの?」
的なことがあって最初の頃は中々受け入れられずにいました。
私みたいに飲食業界の普通を知らずに入って、モヤモヤする人を増やしたくはありません。
ですので、私が実際に飲食業界の社員をやってみて「これはおかしい!」と思ったことを挙げていきたいと思います。
Contents
今すぐなくすべき飲食社員が普通にやっているあるある
休みの日でも店舗で何かあれば対応する
自分が休みの日であっても店舗で何か問題あれば、容赦なく電話がかかってきて対応しなければならないことが多々あります。
社員数が少ない店舗だと特に多いですね。
私が経験上、休日対応で1番多かったのはアルバイトの急な欠勤対応ですね。
基本的に代わりは自分で探させていましたが、どうしても見つからない場合、延長や休憩ずらし等をバイトやパートにお願いして調整していました。
普通に仕事なのに給料はでないんですよね、、、
私は奇跡的に経験したことありませんが…
食材が足りなければ勤務後に他店へ借りに行く(借物)
私がどうしても最初受け入れられなかったのがこの他店への借物です。
もちろん勤務後なので給料なんて発生しません。
食材が不足する原因は主に、
- 発注ミス
- 計画ミス
ですが、まだ発注もシフトも作ったことない段階だと自分の責任ではないので余計に「何で私が行かないと行けないの?」となります。
借物も必要なら仕事なので給料は発生するべきなんですけどね…
シフト作成や発注などの事務作業的なことは勤務扱いにならない
飲食業界では特に事務作業は勤務扱いにならないことが多いです。
事務作業とは主に、
- シフト作成
- 棚卸し
- 発注
- 面接
- 売上計画
- 書類作成
等たくさんあります。
これらのほとんどはみんな休憩時間や勤務後の時間にやっているんです。
その為、休憩という休憩があまりなかったり拘束時間がやたらと長くなってしまうんですね。
他店へのヘルプはどんなに遠くても移動時間は勤務時間扱いにならない
たまに片道車で2時間とかの店までヘルプに行くことがあるんですが、基本的には交通費しかでません。
私も過去に2時間以上かかる店にヘルプで行ったことがあります。
さらに最悪なのが遠い店に行ったのに、暇で労働時間が少なくなってしまうことです。
遠い店の場合は、移動時間も勤務時間としてカウントしてほしいものです。
営業の仕事とかだと車移動は普通に勤務時間に含まれますからね。
飲食業界から営業に転職した私は最初「え、運転してるだけなのに勤務扱いでいいの?」状態でした。
責任者をできる人がいなければ熱がでても勤務する
自分自身が当日体調不良になってしまっても休めないことが多々あります。
本来は休まないといけないんですけど、
- そもそも人があまりいない
- 何か問題があった時に対応できる人が他にいない
- 体調不良を考慮してシフトの人数を増やすことができない
こんな理由があって休めない人がほとんどです。
店長だと余計に休めないですね。
飲食社員のあるあるを知らないで社員になるとギャップで辛くなる
私は特に勤務後の借物に対してものすごく抵抗を感じてました。
「明日の食材がないからか知らないけど何で仕事終わりに無給で食材を借りに行かないと行けないの??」
とずっと受け入れられずにいました。
途中からは仕方なく受け入れて段々と気にならなくなりましたけど、普通に考えたらやっぱりおかしいことです。
自分の部下のミスなら仕方ないかとまだ思えるものの、自分より上の人の発注で無給の借物に行かないといけない時はもう発狂もんです。
かつての私のように、、、
ある程度慣れると無給でやらないようにするにはどうすべきかとか考えてあまり良くないこととかしちゃうんですけどね。
発注量を増やすとか食材がなくても品切れでいくとかね。
飲食業界は普通ではないことが多いのは確か
よく飲食だけはやめとけとか言われることがありますが、今回紹介したようなことが平気であるので仕方ないのかもしれません。
嫌な人にとってはいつまでたっても嫌と感じることでしょう。
ただ、仕事した分に関してはきちんと給料は支払われるべきだとは思いますけどね。
あと休日対応も何とかしてなくなればいいですね。
中々難しいこととは思いますが。
まとめ
今回は飲食業界の社員の仕事あるあるを紹介しました。
実際に飲食店の社員を目指していたり、やろうと思っている人は一度この記事を読み直して、考え直してみるのがいいかもしれません。
「これくらいのことなら何とかなりそう!」
と思えるなら飲食は楽しいのでぜひ頑張って働いてほしいと思います。
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