面接ってとても緊張しますよね?
私が飲食店の店長として面接をしている時も、面接に来る学生さんは皆ものすごく緊張していました。
「質問に答えられなかったらどうしよう…」
と不安になる人は非常に多いです。
私自身、学生時代に飲食店のバイトの面積に行く時は本当に緊張していました。
「せめてとんでくる質問があらかじめ分かっていれば…」
と思ったものです。
そこで今回は、飲食店のバイト面接で最低限押さえておきたい質問と私が実際に店長時代に面接で質問していた内容を紹介したいと思います。
Contents
飲食バイトの面接で最低限押さえておきたい質問
自己PRをお願いします。
面接の基本中の基本ですね。
簡単な自己紹介をお願いされることが面接の初めにありますので、30秒から1分くらいで話せる自己PRを予め用意しておきましょう。
自己PRで話す内容は以下のようなもので大丈夫です。
- 自分の名前
- 年齢
- 通っている学校
- 部活動
- 趣味
- 得意なこと
- 採用されたら頑張りたいこと
得意なことを採用されたら頑張りたいことに繋げられると非常に良いですね。
【自己PRの例】
得意なことは誰とでも仲良くすることができ、自分から積極的に話すことができます。ですのでこちらでもし採用してもらえたら、積極的に他の従業員やお客様に声を掛け、困っていることがあったら助けたりして、喜んでもらえるように頑張りたいと思います。
こんな感じで大丈夫です。
バイトの面接なのであまりかしこまらず、ありきたりな内容でも問題ありません。
重要なのは、
- 最低限聞かれそうなことを事前に考えてきているか
- 元気良く話すことができているか
- バイトに対する前向きな姿勢があるか
この辺りがポイントです。
ポイントを押さえて自己PRをサクッと乗り越えましょう。
当店を志望した理由は何ですか?
こちらも面接の基本中の基本です。ほとんどの飲食店の面接で聞かれると思います。
私も店長時代は必ず質問しておりました。
しかし、きちんとした志望理由を言う必要はありません。
「家から近いから」とか「働く条件が良かったから」とかで問題なしです。
だってアルバイトする理由なんてそんなものですよね。飲食店の店長もそれは理解しています。
下手な嘘をついてしまうと余計印象が悪くなるので正直でいいんです。
例えば、以下のような志望理由です。
長く続けてもらえるのは店側にとって好都合ですから、とても印象が良くなります。
志望理由は正直で問題ありませんが、店側にとってもプラスになりそうな一文を付けるよう心がけましょう。
以下の記事も参考にしてみて下さい。
週どれくらいシフトに入れますか?
こちらも飲食店のバイト面接では必ず聞かれるはず。
予め週にどれくらい入れるのか考えておきましょう。
このような感じで問題ありません。
特に飲食店のバイトでは、土日祝が1番の売り時なので、なるべく土日祝のどれか1日は入れますと伝えるべきです。
それほど土日祝は飲食店にとって重要なので覚えておきましょう。
バイトする飲食店にもよりますが、平日でも以下のような時間帯は不足しがちであることが多いので可能なら面接時に伝えておいた方が採用されやすくなります。
- 平日の16時〜
- 深夜帯(22時以降)
平日の16時以降はパートさんが子どもの迎えとかで働けない場合が多く、学生も学校が終わってすぐなので人手が不足しやすいからです。
深夜帯は単純に睡眠時間がなくなるので不人気です。その分時給も1.25倍になるというメリットがあります。
年末年始やGW等の連休や長期休みに働くことはできますか?
先ほどの質問と同じタイミングで聞かれやすい質問です。
飲食店の売り時は、土日祝だけではなく夏休みや春休み期間も売り時です。
よって働いてくれるバイトを欲している飲食店はたくさんあります。
飲食店でバイトしたいなら、全部バイトする必要はありませんがある程度は働く必要があると私は思います。
しかし働けないのであれば仕方ありませんので、採用される確率は下がるかもしれませんが正直に伝えましょう。
月にどれくらい稼ぎたい等の希望はありますか?
いわゆる月の給料はどれくらいほしいのかということですね。
週にどれくらい働けるかを伝えていると、だいたい稼ぎたい金額はわかるとは思いますが、結構聞かれることが多いです。
この質問で注意したいのは、以下の2点です。
- いきなり月8万以上など大きな額を稼ぎたいと答えない
- 週にどれくらい働けるか伝えた内容とかけ離れた金額を答えない
それぞれ解説します。
いきなりたくさん稼ぎたいと言われても、飲食店側も中々その希望を叶えてあげられません。
なぜかというと、最初は教えるのに人手が必要だからです。
新人がいることを考慮したシフトを作成しないといけないので、戦力となるまではたくさんシフトに入れてくれることは難しいのです。
次に週にどれくらい働けるか伝えたのに、その量に合わない金額を伝えると計画性や理解力がないと思われます。
時給1,000円だったとしても上記の例だと月に4万円くらいが限度です。
「いやいや、そんなこと誰だってわかるでしょ」と思うかもしれませんが、実際に計算せずに答えてくる人が結構いてるのです。
正直この部分があまりにもずれていると、「この子大丈夫か?」と思ってしまいます。
どれくらい働くつもりなのかを決めたら、予め月の給料はこれくらいになるなと考えておきましょう。
ホールかキッチンどちらを希望しますか?
こちらも必ず聞かれるような質問です。
正直に働きたい方を答えましょう。
- 「話すことが好きなのでホールを希望します」
- 「調理が好きなのでキッチンを希望します」
等で問題ありません。
たまに「あまり話したくないからキッチンが良いです」と答える人がいますが、本心だとしてもこのように答えるのはあまりおすすめはしません。
なぜなら、
- 理由がネガティヴ
- キッチンでも思っている以上に話すことはたくさんある
このような理由からです。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。もし迷っているなら私はホールをおすすめします。
キッチンは喋らなくていいは大間違い!喋りたくない人にキッチンをオススメしない理由 飲食店のホールのバイトって実際どんな感じ?初めての人の為にホールのぶっちゃけを紹介します! 飲食バイトでホールとキッチンで迷っているならホールを選ぶべき4つの理由当店までの通勤手段や通勤時間はどれくらいですか?
この質問もだいたい聞かれます。
交通費に関わることなので交通機関を利用するなら、予めチェックしておきましょう。
中には店までの経路を聞いてくる場合もありますので、交差点の名前など目印になるものを覚えておくといいでしょう。
今までバイトを経験したことはありますか?
バイト経験をしてきたことがあれば、「あります」と正直に答えましょう。
何をしていたか聞かれると思いますので、
- 何のバイトをしていたか
- どれくらい続けていたのか
- そのバイトでどんなことをしていたのか
等を伝えます。
たまにそのバイトでどんなことを得られたかを聞いてくる場合もありますので、簡単でもいいので考えておきましょう。
コンビニとかだと、
とかで問題ありません。
バイト経験がない場合、たまに何をしてきたかを聞かれる場合があります。
その場合は部活動のことや趣味について話すと良いでしょう。
他に受けている面接はありますか?
たまに質問されることがあります。
こちらに関しては他に受けている面接があってもわざわざ伝えなくて大丈夫です。
店長側からすると、採用してもうちに来てくれないかもしれないと思うかもしれないからです。
どちらにせよ、受けていることを伝えない方が無難です。
何か質問したいことはありますか?
面接の最後で聞かれることが多いです。
何もないと答えるとあまり興味がないのかと思われてしまうかもしれないので、2つくらい何か質問できると良いでしょう。
以下に例を紹介します。
- どのような人が働いていますか?
- 高校生や大学生の比率はどれくらいですか?
- シフトの仕組みはどのようになっていますか?
- 研修期間はいつまでですか?
- テスト前等のお休みはもらえますか?
- どのようなスキルがあれば活躍できそうですか?
- もし急に体調などが悪くなった場合どうすればいいですか?
このようなことで大丈夫です。
気になることがあれば、後で後悔しないよう面接の時に聞いておきましょう。
飲食店のバイトの面接時間は30分未満がほとんど
予め面接の時間を伝えられている場合もありますが、開始時間しか伝えていないところもあります。
たまに会話が弾んで予定より長くなることもあります。1時間ほど面接をしていたなんてこともしばしば。
しかしそれは、あなたのことをもっと知りたいと店長が思ってくれている為、採用される確率は高くなりやすいです。
逆にあっさりと面接が終わった場合、それは微妙だったのかもしれません。
飲食バイトの面接で気をつけるべきこと
面接で気をつけておくべきことは、
- 採用されようと大きな嘘はつかない
- 即答できない質問がきても考える努力をする
以上です。
大きな嘘はバレると信用されなくなります。
予想外の質問で答えがすぐでなくても、沈黙になったりわかりませんと即答するのはやめた方がいいです。
お客様に突然わからないことを聞かれたとしても、同じような対応をしてしまうのではないかと思われるからです。
まとめ
飲食店のバイトの面接はだいたい同じようなことを聞かれます。
今回紹介した内容を押さえておけば、飲食店の面接のほとんどに対応できますので面接前は事前にチェックしておきましょう。
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