転職活動者にとって、入社前にブラック企業かどうかを見分けることは重要な課題です。
「もし転職した会社がブラック企業だったら…」
と考えると怖いですよね?
誰もが転職活動で失敗はしたくないはず。
その為にも今回は、転職サイトでブラック企業かどうかを見分ける方法について紹介したいと思います。
Contents
そもそもブラック企業とは
「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」(今野晴貴による定義)を指す。「従業員の人権を踏みにじるような全ての行為を認識しつつも適切な対応をせずに放置している企業」との指摘もある。
Wikipedia
簡単にいうと、
- 長時間労働
- 休日数が少ない
- サービス残業が多い
- パワハラ・モラハラが多い
- 離職率が高い
このような会社ですね。
どれか1つでも当てはまるだけで、日常生活がガラリと変わってしまう恐れがあります。
こんな転職サイトの求人はブラック企業率が高い
いつも求人が掲載されている企業
常に求人が掲載されている裏側には、
- 過酷な環境で人がすぐに辞めてしまっている
- 人手不足で1人あたりの業務量がハンパない
- 入社しても辞めることを想定して求人を出している
このような裏側があります。
転職サイトを見たばかりではわからないので、早めに転職サイトに登録してチェックしておくといいでしょう。
アットホームや仲間というワードが異常に多い
自社の商品に対しての自信のなさから、若者が飛びつきそうなワードを多用しています。他に自分の会社で誇れるものがない現れでもあります。
アットホームや仲間というワードは、楽しく働きたい若者には刺さる言葉なのです。
騙されないようにしましょう。
見込み残業代がある
「月40時間の残業含む」
上記のような書き方をした見込み残業代込みの給料は要注意です。
そんなに残業をしていなくても、見込み残業代がもらえるというメリットがありますが、
見込み残業以下の残業しかしないなんてことはほぼありえません。
月40時間の見込み残業なら、40時間以上の残業が普通にあると思った方がいいでしょう。
そもそも入社した頃から残業が数十時間も発生する企業は、後々もっと残業時間が増えます。
最初はできる仕事も少ないのに残業があれば、出来る仕事が増えたらどうなるんだとなりますよね。
基本給表示がない
月給でしか給与を表示していないところも要注意です。
先ほどの見込み残業込みで月給30万と書かれて「めっちゃ給料高いじゃん!」と思っても実際には、基本給が20万以下の場合はザラにあります。
月給には、
- 見込み残業代
- 住宅手当
- 役職手当
- 家族手当
これらが全て含まれています。
基本給によってボーナスや残業代の金額が大きく変わってくるので、月給が高くても基本給が低いと損をします。
1年目や2年目からガッツリ稼げますと書いてある
ブラック企業の営業職にありがちな文面です。インセンティブで稼ぐことのできる企業がほとんどですね。
月収50万とか月収80万とかいきなり稼げるわけありません。
過去に実際にそれくらい稼いだ人がいるのかもしれませんが、よほどの才能を持った人なのでしょう。
数十年に1人とかそんなレベルです。
そんな過去の実績をいつまでも誇張してアピールしているのです。凡人には到底到達することはできません。
インセンティブは確かに基本給以外でお金を稼ぐことができますが、注意点が3つあります。
- ノルマを達成できないとインセンティブがもらえない
- 基本給がいつまで経っても上がらない
- 毎月の給料が安定しない
お金を稼げる反面デメリットも多いです。
特に基本給が上がりにくい傾向があるので、年齢が上がるからといって給料は増えませんし、ボーナスもずっと同じ額になりがちです。
会社規模に対して募集者が多い
事業拡大中という文面がない限り、募集者が10人を超えるような企業は要注意です。
ある程度の大手企業であっても、中途入社で10人以上とる企業は稀です。
とるなら新卒で大量採用することが多いですからね。
中途入社の募集者が多い企業は、辞めることを前提にして募集していることがほとんどです。
「採用した中から何人か残ってくれたらいいや」と考えています。
大量採用は転職者が、
「これだけ募集してくれているなら受かりやすいかも」
と思わせることができるので要注意です。
専門的な仕事をする企業なのに未経験を大量募集している
こちらも何かしらのスキルが必要な企業なのに、未経験を大量募集しているなら要注意です。
もし入社できたとしても、
- 入社した人数に対して教えてくれる人がいなくて放置される
- 何も教えてくれないのにすぐに責任のある仕事につかされる
- 結局自分で勉強していくしかないので帰っても勉強三昧になる
上記のような結末が待っています。
現実的に考えてあるスキルが必要な企業で、未経験を雇うには付きっきりで教える人が必要です。
ですので、そんなにたくさん採用はできないはずなのです。
スタートアップ企業でもないのに平均年齢が低い
平均年齢が低い=離職率が高い
ということになります。
設立したばかりの企業ならわかりますが、設立してもう20年ほど経っているのに20代ばかりとかだと、長く働ける環境が整っていないことになります。
平均年齢が35歳以下の企業は、疑ってかかった方がいいでしょう。
何かしらの理由があるはずですから。
転職活動者がブラック企業を見分ける為にするべき行動
情報収集は絶対に怠らない
よく「入ってみないとわからないじゃん」という声が聞こえますが、入らなくてもある程度わかることもあります。
転職サイトだけでもわかることはたくさんあるのです。
上記で紹介したようなことが書いてある企業は、ブラック企業である可能性が高くなります。
その情報を知っているか知らないかで、転職活動の優位性は大きく変わります。
転職活動は時間と体力どちらも使いますが、これから先何十年も働くことを考えて怠らずに頑張りましょう。
転職エージェントに登録する
1人で転職活動するのもいいかもしれませんが、転職エージェントは無料で利用できるので登録しておくと非常に便利です。
20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20’s
『マイナビジョブ20’s(トゥエンティーズ)』は株式会社マイナビが運営しているので非常に安心です。
- 適性診断
- キャリアカウンセリング
- 求人紹介
- 面接対策
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 日程調整をはじめとした企業とのやり取りを代行
- 内定後の入社交渉の代行
上記のことを無料で行ってくれます。
転職エージェントの言うことを鵜呑みにしすぎるのは危険ですが、間違いなく内定をもらえる可能性はあがります。
転職エージェントのオススメの利用方法は、職務経歴書や面接対策はしてもらうが、企業選びは自分で行うことです。
だからこそ転職サイト等で、ブラック企業かどうかを見分ける情報が必要となってくるのです。
まとめ
表現の仕方で同じことを言っているのに受け取り方が変わる言葉はたくさんあります。
そのような言葉に騙されないように、ブラック企業かどうかを見分けるようにしましょう。
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